平成30年12月12日
淡路島にある本学の緑環境景観マネジメント研究科は、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門課程を発展させ、緑環境や景観の分野で我が国初となる専門職大学院として、平成21年4月に開設されました。
兵庫県立淡路景観園芸学校は開学20周年を迎え、今年度は、「世界と交流」、「地域と協働」をキーワードにした「ランドスケープの新潮流セミナー」を、本学の緑環境景観マネジメント研究科と共催しています。
5回目となる今回のセミナーは、「地域経営とランドスケープ/大学と連携する地域」をテーマに、秋晴れに恵まれた、神戸市中央区のラッセホールで開催されました。
兵庫県立淡路景観園芸学校の中瀬勲学長の開会挨拶に続き、台湾近郊の農村地帯各地で様々な地域活性化の取り組みをしておられる国立台湾大学の教授で本学の客員教授でもあるシェンリン?チャン氏に「大学と連携する農+」と題し、講演いただきました。続いて、龍谷大学の服部圭郎教授から「大学と連携する地域経営(都市版)」と題するショートレクチャーをいただき、さらに、本学の林まゆみ教授が「淡路景観園芸学校のこれまでの取り組み」についてお話をさせていただきました。
その後、中瀬学長をコーディネーターに、チャン教授、服部教授、林教授をパネリストにしたディスカッションを行ったのち、山本聡教授の閉会挨拶により、セミナーは盛況のうちに幕を下ろしました。