? University of Hyogo. All Rights Reserved.

GOALS

follow us

3 すべての人に健康と福祉を

細胞小器官:細胞の中にある小宇宙

理学研究科

吉田秀郎?教授

人体は約60兆個の細胞からできていますが、それぞれの細胞の中には様々な細胞小器官が存在し、細胞の働きを分業しています。その仕組みを調べることで、がんなどの病気を治療する方法を開拓しようとしています。


若い世代にこそ 健康的な環境と ?食習慣を。

環境人間学部

中出 麻紀子?准教授

若年成人は未来を担う重要な世代であるにも関わらず、食習慣の乱れが危惧されており、対策も十分ではありません。そこで若年成人を対象とし、健康的な食事や食習慣(例えば朝食摂取、十分な野菜摂取、バランスの良い食事など)の関連要因の研究や、健康的な食事を可能にする食環境整備の研究、心理に着目した行動変容の研究などを行っています。


試験管内でヒトの細胞機能を再現し、病気の原因を調べる

工学研究科

町田 幸大?准教授

私達は、ヒトの細胞を構成する個別の生体分子を精製し、必要なものだけを組み合わせることでヒトの細胞機能の一部を試験管内で再現することに成功しています。この単純化したシステムは、ウイルスが増える仕組みの解明や、タンパク質の異常によって引き起される疾患の原因解明に役立ちます。この様に私達は、各種疾患の予防?治療法の発見に繋がるような技術基盤を開発し、人々の健康な暮らしに貢献するための研究を進めています。


化学農薬の代替となる殺菌水の開発

工学研究科

岡 好浩?准教授

水だけを原料とした人体や環境に安心安全な殺菌水を開発しています。近年、農薬抵抗性病害の出現、化学農薬による健康への影響などの問題から、減農薬につながる新たな殺菌剤の開発が求められています。「キャビテーションプラズマ技術」を応用し、植物病原菌に高い効果のある殺菌水を生成することができます。キャビテーションプラズマ殺菌水は化学農薬に依存することのない持続的農業の実現に大きく貢献できると考えています。


多様な膜タンパク質分子の形づくりの一般原理を解明

理学研究科

阪口雅郎?教授

私たちの「いのち」は、からだを構成する細胞の中で作られるタンパク質の働きによって支えられています。タンパク質は、遺伝子の設計図通りにアミノ酸がつながり、細胞小器官という細胞の中の働く場所に配置され、立体的な形ができてはじめて機能を発揮できます。私たちこれらのしくみの解明を通じて、タンパク質の形づくりがかかわる病因の解明や病気の治療法の開発に貢献することを目指します。


生命保険と「贈与」に関する研究?生命保険企業等に関する研究

政策科学研究所

田中隆?教授、政策科学研究所?所長

生命保険と関連の保険現象の領域を中心に、「贈与(純粋贈与)」の観点から、研究を行ってきました。資本主義社会での我々の生活において、生命保険による生活保障は非常に重要な役割を果たしています。加えて、SDGsの問題背景である広範囲な「負の外部性」、SDGsのある部分の推進で生じることもある「負の外部性」に対しては、「贈与(純粋贈与)」の概念を含んだアプローチによる取り組みが、大きな可能性を有しています。

https://konohoken.com/article/interview-professor/wp12225/

 

株式会社エイチームフィナジーのサイトに掲載されたインタビュー記事

https://www.navinavi-hoken.com/articles/professor-interview-tanaka


プラナリアから学ぶ幹細胞システムと恒常性の維持機構

理学研究科

梅園良彦?教授

プラナリアは、分化多能性幹細胞を巧みに活用することで、非常に高い再生能力を有する生物として広く知られています。ヒトにおいても、臓器幹細胞システムは恒常性の維持に必要不可欠で、その破綻は、癌などの様々な疾病を引き起こす原因となります。プラナリア幹細胞システムを深く理解すること、そして、人生100年時代の人類の健康維持に貢献することを目指しています。No stem cells, No life!


植物との関わりや緑環境が人の健康に与える効果に関する研究

緑環境景観マネジメント研究科

剱持 卓也?講師

植物を育てることや植物のある環境で過ごすことによる、人の精神的健康、身体的健康、社会的健康に対する効果を研究しています。医療?福祉施設に造成された緑地が利用者や職員、地域住民に与える影響やコロナ禍で果たした役割について調査しました。コロナ禍を経て、緑地や植物との触れ合いがもつ人の健康への効果に注目が集まっており、予防も含めた活用のあり方を検討していきます。


珪藻の光合成で地球を救う

理学研究科

菓子野康浩?准教授

珪藻は、太陽光を使って、CO2を高付加価値有用物質やバイオ燃料にもなる油脂に変換し、また養殖用餌料としても価値が高い。珪藻の分子育種とともに、野生株の低コスト安定高密度大量培養技術を確立することにより、健康や美容産業等での有用物質の利用、バイオ燃料、養殖用餌料への利用等への展開を念頭に社会実装を目指しています。


災害健康危機に対するヘルスシステム強化とヘルスケア人材の育成

地域ケア開発研究所

増野園惠?教授、地域ケア開発研究所?所長

災害による人命?健康生活への影響を低減に向けて、学内外の他分野の研究者や国内外の防災関連研究機関等と連携し、ヘルスケアシステムの強化、災害に強い地域づくり、ヘルスケア人材の育成に関する研究に取り組んでいます。
今年度は、特別研究プロジェクトとして、モンゴルにおける健康危機対応能力向上のためのヘルスケアワーカー支援プログラムの開発を実施中です。


その他のゴールの取り組みは、研究取り組み一覧でもご覧頂けます