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活動レポート

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エスペック株式会社とSDGs推進に向けた連携協定を締結しました。

[pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网] 2022.10.07

本学とエスペック株式会社(本社:大阪市北区)は、相互が緊密に連携して、協働による活動を推進することにより、生物多様性の保全や環境?エネルギー問題など、社会の様々な課題に迅速かつ適切に対応し、SDGsの推進を図ることを目的に包括連携協定を締結することとなり、8月30日(火)に兵庫県庁で連携協定締結式を行いました。なお、企業とのSDGs関連の連携協定は、本学初となります。


 


1947年に創業したエスペック株式会社は、1961年に日本で初めて環境試験器(温度や湿度等の環境因子を再現して、製品に及ぼす影響を分析?評価する機器)を開発し、以降、世界シェアNo.1を誇っている会社で、環境創造技術を中心とした事業を通じて、SDGsの実現にも取り組まれています。


SDGsの実現に向けた取組として、環境試験器の提供により、自動ブレーキなど予防安全技術や自動運転技術、エコカーや車載用バッテリーなどの開発を支援することで先端技術の発展に貢献されています。また、その土地の在来種による「森づくり」や、自然の河川を取り戻す「水辺づくり」など、自然環境を復元する環境保全事業を行い、地球温暖化や生物多様性保全に貢献されています。


技術開発と新製品開発の拠点であり、生物多様性保全を推進する拠点となっている神戸R&Dセンター(神戸市北区)では、社員とその家族の方が約3万本の在来種を植樹して育てた「エスペックの森」や、六甲北部に生育している約30種類以上の在来植物を用いた技術開発棟の屋上緑化、カルガモやヒヨドリなど多くの鳥類が飛来する2つの池と小川からなるビオトープを設けるなど、地域とのつながりを重視した生物多様性保全に取り組まれています。


本学においても、かねてよりSDGs17の目標達成につながる教育?研究を行ってきました。今年3月には「pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网SDGs宣言」を発し、より一層、学内一丸となって持続可能な社会実現の達成に向けて貢献できるよう、SDGs推進に力を入れており、例えば、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進による脱炭素社会の実現の切り札となる水素などのエネルギー分野の研究をはじめ、野生動物が生息する自然環境と人間社会の関わりに関する調査や政策提言、水田や河川に生息する生物の研究に取り組んでいます。また、「誰一人、取り残さない」というSDGsの理念に通じる研究や実践、高齢者や障がい者等の要配慮者の避難の促進に関する調査?研究といった減災復興に関する取組など、多様な取組を進めています。